CKMOVA Vocal X 2.4GHz 無線麥克風測評
https://yamatk12.net/ckmova_vocalx/
今回はそんなお悩みを解決します。
RODEのWireless GOやSYNCOのA2 G2など、コンパクトなサイズのワイヤレスマイクが数多く登場しています。
ワイヤレスのピンマイクは小さい声でもしっかり拾ってくれ、また、野外での撮影でも安心して録音ができる優れもの。
前回紹介したコンデンサーマイクとはまた用途が違うが、ワイヤレスマイクもYoutube撮影やVlog、またセミナーなどにかなり便利。
でも種類が多すぎてどれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回、CKMOVAというメーカーの「Vocal X V2 (税込29,800円)」という商品をご提供いただいたのでレビューしていきたいと思います。
パッケージ・同梱物



箱を開けると、マイクのケースが登場。
持ち運び用のケースが付属しているのは地味に嬉しいです。

中にはこれだけのグッズが入っています。
コード類が多く、丈夫のチャックの中は割とギチギチ。

送信機と受信機、それからラベリアマイク(ピンマイク)も2つセットでついてきます。また、風切り音を低減する「ウインドジャマー」も付いてきます。
それからカメラに接続するケーブルや充電ケーブルも入っています。

充電はUSB-Cというのも好感度が高い。
説明書は英語のものが付属しています。ワイエスイメージ様で買うと日本語の説明書もついてきます。
マッチケース程度の大きさと、とてもコンパクト。

1つの重量は約30g。カメラの上に載せる受信機も、人につける送信機も重さが軽いので負担なく使えます。
マイク内蔵&ラベリアマイク付属
Vocal X V2は本体にマイクの穴が付いており、ここから音声を録音することができます。
ウインドジャマーも付属しているので、風切り音も減らすことができます。
この本体内蔵マイクを使えば、インタビューの時のハンドマイクのような活用もできますね。

さらに、本体だけでなくラベリアマイクも付属しています。
RODEのものを購入した場合はラベリアマイクがついておらず、自分で買う必要があります。
10時間のバッテリー持ち
一度充電すると10時間持つそうです。
2時間のセミナーを行う場合や、1日中回すVlogなど安心して使えますね。
2つのマイクの音声を個別に設定できる

V2の場合、送信機(マイク)が2つ付属しています。
それぞれの音量を個別に調整ができるので、声が大きい人と小さい人の対談などもバランスよく収録することができます。
簡単な使い方
使い方はそこまで複雑ではありません。
横にあるボタンを3秒押すとスイッチが入ります。
出荷時の状態ですでにペアリングの設定がされているので、電源をつければ自動的に接続されます。
2つの送信機それぞれのボリュームを個別で設定(1〜6での設定)ができます。
ラベリアマイクを指すと、入力はラベリアマイクになります。マイクが刺さっていないと内蔵マイクでの入力になります。

受信機・送信機は共にクリップがついており、受信機はクリップをホットシューにつけることができます。

イヤホンジャックがないiPhoneやAndroidには、専用のコードが別売りしています。
(イヤホンの変換ケーブルでも使えるのかな・・・)

実際に使ってみて

- 十分に使える音質
- コンパクトなので持ち運びもしやすい
- マイクの位置を気にしなくていいのは楽
十分に使える音質
Vocal X V2の音質は十分で、Youtube動画などなら問題なく使える音声です。
生配信のセミナーなどでも活躍しそうです。
コンパクトなので持ち運びもしやすい
送信機・受信機共に30g程度で、しかも専用のケースも付属しているので持ち運びも大変しやすいと思います。
送信機は本体そのものを首元につけたり、ラベリアマイク使用時はベルトあたりにつけたりすると思いますが、どちらも快適に使えると思います。
マイクの位置を気にしなくていいのは楽
スタンドタイプのマイクだと、マイクの前に立って(あるいは座って)話す必要があります。
ホワイトボードなどを使って講義をするなど、自分の位置がよく変わる場面ではスタンドマイクは不向きです。
ワイヤレスマイクはいつも自分の首元につけて置けるので、自分の立ち位置や向きを気にしなくてもいいので楽です。
競合製品との比較
ワイヤレスマイクを検討している人は、前述のRODE Wireless Go2とSYNCOのA2-G2、COMICAのBoomX-D2あたりが比較対象だと思います。
スペック比較は下記の通りです。